ぶんがくしゃのひとりとしてみたげんたいにほんご
文学者の一人として見た現代日本語

冒頭文

私は国語問題について別段専門的な研究をしてゐる者でなく、従つてこの問題について適切な意見を述べる資格はないのであります。一作家として現代の日本語について何か考へて居ることでもあればといふことなら、この機会に少しばかり感想を申上げて見たいと思ひます。従つて、今日御話しすることは多分極く常識的な意味の言語風俗と云ふことになるのではないかと考へます。 先づ現代の日本語を現在の文学界が如何に取扱

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 岸田國士全集24
  • 岩波書店
  • 1991(平成3)年3月8日