やみじるずかい
闇汁図解

冒頭文

[#闇汁の図] 一、時は明治卅二年十月二十一日午後四時過、處は保等登藝須發行所、人は初め七人、後十人半、半はマー坊なり。 一、闇汁の催しに群議一決して、客も主も各物買ひに出づ。取り殘されたる我ひとり横に長くなりて淋しげに人々の歸を待つ。 一、おくればせに來られし鳴雪翁、持寄りと聞いて、匇々に出で行きたまふ。出がけに「下駄の齒が出て來ても善いのですか」と諧謔一番。 一、一人歸り二人歸り、直に

文字遣い

旧字旧仮名

初出

底本

  • ほとゝきす 第三卷第二號
  • ほとゝきす發行所
  • 1899(明治32)年11月10日