[#ここから5字下げ、29字詰め、ページの左右中央に] ビョルンステェルネ・ビョルンソン Björnstjerne Björnson (1832-1910)。イプセンと並び稱せられるノールウェイの文豪。牧師の子と生れ、詩に、劇に、ジャーナリズムに又演説に、その一生は實にあらゆる方面に於ける活動の連續であつた。けれども、彼は一面ラヂカリストなると共に、他面、守舊的であつた。文學に於て又思想に於