こぶとり
瘤とり

冒頭文

一 むかし、むかし、ある所(ところ)に、一人(ひとり)のおじいさんがありました。右(みぎ)のほおにぶらぶら大きな瘤(こぶ)をぶら下(さ)げて、始終(しじゅう)じゃまそうにしていました。 ある日、おじいさんは山へ木を切(き)りに行きました。にわかにひどい大あらしになって、稲光(いなびかり)がぴかぴか光(ひか)って、ごろごろ雷(かみなり)が鳴(な)り出(だ)しました。そのうち雨(あめ)

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 日本の古典童話
  • 講談社学術文庫、講談社
  • 1983(昭和58)年6月10日