あいのもんだい(ふうふあい) ――せいめいのほうにしたがう――
愛の問題(夫婦愛) ――生命の法に随う――

冒頭文

一人の男と一人の女とが夫婦になるということは、人間という、文化があり、精神があり、その上に霊を持った生きものの一つの習わし(ジッテ)であるから、それは二つの方面から見ねばならぬのではあるまいか。 すなわち一つは宇宙の生命の法則の見地から見て、かりのきめであって、固執すると無理があるということだ。も一つはたとい多少の無理を含んでいても、進化してきた人間の理想として、男女の結合の精神的、霊的

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 青春をいかに生きるか
  • 角川文庫、角川書店
  • 1953(昭和28)年9月30日、1967(昭和42)年6月30日43版