アラビヤンナイト 04 よん、ふなのりシンドバッド |
| アラビヤンナイト 04 四、船乗シンドバッド |
冒頭文
バクダッドの町に、ヒンドバッドという、貧乏(びんぼう)な荷かつぎがいました。荷かつぎというのは、鉄道の赤帽(あかぼう)のように、お金をもらって人の荷物を運ぶ人です。 ある暑い日のお昼から、ずいぶん重い荷物をかついで歩いていましたが、しずかな通りへさしかかった時、大そうりっぱな家が立っているのが、目に入りました。ヒンドバッドは、その門のそばで、少し休むことにしました。 その家は、とてもりっぱ
文字遣い
新字新仮名
初出
底本
- アラビヤンナイト
- 主婦之友社
- 1948(昭和23)年7月10日