あおひげ
青ひげ

冒頭文

一 むかしむかし、町といなかに、大きなやしきをかまえて、金の盆(ぼん)と銀のお皿(さら)をもって、きれいなお飾(かざ)りとぬいはくのある、いす、つくえと、それに、総金(そうきん)ぬりの馬車までももっている男がありました。こんなしあわせな身分でしたけれど、ただひとつ、運のわるいことは、おそろしい青ひげをはやしていることで、それはどこのおくさんでも、むすめさんでも、この男の顔を見て、あっといって

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 世界おとぎ文庫(イギリス・フランス童話篇)妖女のおくりもの
  • 小峰書店
  • 1950(昭和25)年5月1日