かんざんじっとくえんぎ
寒山拾得縁起

冒頭文

徒然草(つれ〴〵ぐさ)に最初(さいしよ)の佛(ほとけ)はどうして出來(でき)たかと問(と)はれて困(こま)つたと云(い)ふやうな話(はなし)があつた。子供(こども)に物(もの)を問(と)はれて困(こま)ることは度々(たび〳〵)である。中(なか)にも宗教上(しうけうじやう)の事(こと)には、答(こたへ)に窮(きう)することが多(おほ)い。しかしそれを拒(こば)んで答(こた)へずにしまふのは、殆(ほと

文字遣い

旧字旧仮名

初出

底本

  • 鴎外全集 第十六卷
  • 岩波書店
  • 1973(昭和48)年2月22日