ときとえいえん
時と永遠

冒頭文

亡き妻の記念に     序 時と永遠の問題は古今を通じて哲學及び宗教の最も重大なる關心事に屬する。それはまた最も困難なる問題の一である。本書は舊著『宗教哲學』において展開されたる解決の試みに基づき、それの敷衍擴充を企圖したものである。尤もここかしこ修正にをはつた處もある。この問題は哲學と宗教とが互の敬意と理解とをもつて相接近することによつてのみ解決されるといふことは著者のかねて

文字遣い

旧字旧仮名

初出

底本

  • 時と永遠
  • 岩波書店
  • 1943(昭和18)年6月25日