ゆきのじょおう ななつのおはなしでできているおとぎものがたり
雪の女王 七つのお話でできているおとぎ物語

冒頭文

第一のお話   鏡とそのかけらのこと さあ、きいていらっしゃい。はじめますよ。このお話をおしまいまできくと、だんだんなにかがはっきりしてきて、つまり、それがわるい魔法使(まほうつかい)のお話であったことがわかるのです。この魔法使というのは、なかまでもいちばんいけないやつで、それこそまがいなしの「悪魔(あくま)」でした。 さて、ある日のこと、この悪魔は、たいそうなごきげ

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 新訳アンデルセン童話集 第二巻
  • 同和春秋社
  • 1955(昭和30)年7月15日