おおかみとななひきのこどもやぎ
おおかみと七ひきのこどもやぎ

冒頭文

一 むかし、あるところに、おかあさんのやぎがいました。このおかあさんやぎには、かわいいこどもやぎが七ひきあって、それをかわいがることは、人間のおかあさんが、そのこどもをかわいがるのと、すこしもちがったところはありませんでした。 ある日、おかあさんやぎは、こどもたちのたべものをとりに森まで出かけて行くので、七ひきのこどもやぎをよんで、こういいきかせました。 「おまえたちにいって

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 世界おとぎ文庫(グリム篇)森の小人
  • 小峰書店
  • 1949(昭和24)年2月20日