あかずきんちゃん |
| 赤ずきんちゃん |
冒頭文
むかし、むかし、あるところに、ちいちゃいかわいい女の子がありました。それはたれだって、ちょいとみただけで、かわいくなるこの子でしたが、でも、たれよりもかれよりも、この子のおばあさんほど、この子をかわいがっているものはなく、この子をみると、なにもかもやりたくてやりたくて、いったいなにをやっていいのかわからなくなるくらいでした。それで、あるとき、おばあさんは、赤いびろうどで、この子にずきんをこしらえて
文字遣い
新字新仮名
初出
底本
- 世界おとぎ文庫(グリム篇)森の小人
- 小峰書店
- 1949(昭和24)年2月20日