しらゆきひめ
白雪姫

冒頭文

むかしむかし、冬のさなかのことでした。雪が、鳥の羽のように、ヒラヒラと天からふっていましたときに、ひとりの女王(じょおう)さまが、こくたんのわくのはまった窓(まど)のところにすわって、ぬいものをしておいでになりました。女王さまは、ぬいものをしながら、雪をながめておいでになりましたが、チクリとゆびを針(はり)でおさしになりました。すると、雪のつもった中に、ポタポタポタと三滴(てき)の血(ち)がおちま

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • グリム 世界名作 白雪姫
  • 光文社
  • 1949(昭和24)年3月5日