けいりゃくにじゅうせん しょうねんみってい
計略二重戦 少年密偵

冒頭文

隠れた助力者 道雄少年のお父さんは仁科猛雄(にしなたけお)と云って、陸軍少佐です。しかし、仁科少佐は滅多(めった)に軍服を着ません。なぜなら少佐は特別の任務についているからです。特別の任務と云うのは、外国から入り込んで、隙(すき)があったら、日本帝国の軍機の秘密を盗もうとしている、恐るべき密偵を監視し警戒する役目なのです。こう云う恐るべき敵に対しては、仁科少佐を初めとして、何人もの人が日夜油

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 少年小説大系 第7巻 少年探偵小説集
  • 三一書房
  • 1986(昭和61)年6月30日