いちえんぼんりゅうこうのがいどくとそのりめんだん
一円本流行の害毒と其裏面談

冒頭文

著作界の売名家、奇人変人中のニセ悪人 雑学大博士 外骨先生著 近来にない簡潔犀利の力作 一円本流行の害毒と其裏面談 熱烈の筆 痛快の論 辛辣と皮肉 好謔と善罵   拍案拍掌 愉絶壮絶 溜飲の薬にもなる (一冊定価金タッタ十銭) 著者自序 本書の著者は彼是と多忙の身であるが、現在の円本流行を黙過すべからざる害毒問題として、天下に吼号し、以て読書界の進展と出版

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 一円本流行の害毒と其裏面談
  • 有限社
  • 1928(昭和3)年11月1日形式発行