きょういくのみんしゅしゅぎかをようきゅうす
教育の民主主義化を要求す

冒頭文

現在の文部大臣中橋氏はこれまでの伴食大臣(ばんしょくだいじん)とちがって、教育界の現状を憂慮する誠実と、それを改造する意志とを多分に持っておられるように見え、そのうえ、改造を断行する実力をも兼備されているように思われます。私は中橋氏を信頼して、ここに私が平素から希望している教育改造の一端を御参考までに述べたいと思います。 第一には、教育が国民から孤立していることを改めて頂きたいのです。明

文字遣い

新字新仮名

初出

「中央公論」1919(大正8)年5月

底本

  • 与謝野晶子評論集
  • 岩波文庫、岩波書店
  • 1985(昭和60)年8月16日