はるやまあきやま
春山秋山

冒頭文

一 むかし、但馬国(たじまのくに)におまつられになっている出石(いずし)の大神(おおがみ)のお女(むすめ)に、出石少女(いずしおとめ)という大(たい)そう美(うつく)しい女神(めがみ)がお生(う)まれになりました。この少女(おとめ)をいろいろな神様(かみさま)がお嫁(よめ)にもらおうと思(おも)って争(あらそ)いました。けれども少女(おとめ)はお嫁(よめ)に行くことをいやがって、だれのいうこ

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 日本の諸国物語
  • 講談社学術文庫、講談社
  • 1983(昭和58)年4月10日