たからじま 02 たからじま
宝島 02 宝島

冒頭文

買うのを躊躇する人に もしも船乗(ふなのり)調子の船乗物語や、 暴風雨(あらし)や冒険、暑さ寒さが、 もしもスクーナー船や、島々や、 置去(おきざ)り人(びと)や海賊や埋められた黄金(おうごん)や、 さてはまた昔の風のままに再び語られた あらゆる古いロマンスが、 私(わたし)をかつて喜ばせたように、より賢い 今日(こんにち)の少年たちを喜ばせ

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 宝島
  • 岩波文庫、岩波書店
  • 1935(昭和10)年10月30日