シンデレラ
シンデレラ

冒頭文

シンデレラを讃(たた)う 神につながる心持つ 世にも可憐なシンデレラ 雨風つよくあたるとも 心の花は散りもせず。 魔法の杖の一振に たちまち清き麗姿(あですがた) 四輪の馬車に運ばれて 夢のお城へいそいそと。 時計の音におどろいて 踊る王子のそば離れ あわてて帰るその時に 脱げたガラスの靴ひとつ。 靴は謎とく鍵の役 捜し出されたシンデレラ お城に迎え入れられて 心の

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 「世界名作物語」少女倶樂部第十五卷第六號附録
  • 大日本雄辯會講談社
  • 1937(昭和12)年6月1日