いろガラスのまち
色ガラスの街

冒頭文

此の一巻を父と母とに捧ぐ 序の一 りんてん機とアルコポン × りんてん機は印刷機械です × アルコポンはナルコポン(魔酔薬)の間違ひです 私はこの夏頃から詩集を出版したいと思つてゐました そして 十月の始めには出来上るやうにと思つてゐたので 逢う(ママ)人毎に「秋には詩集を出す」と言つてゐました 十月になつてしまつたと思つてゐるうちに十二月が近くなりました それでも私はまだ 雑誌の形ででも

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 尾形亀之助詩集
  • 現代詩文庫、思潮社
  • 1975(昭和50)年6月10日