れいこんだいじゅうごうのひみつ
霊魂第十号の秘密

冒頭文

電波小屋(でんぱごや)「波動館(はどうかん)」 みなさんと同じように、一畑(いちはた)少年も熱心な電波アマチュアだった。 少年は、来年は高校の試験を受けなくてはならないんだが、その準備はそっちのけにして、受信機などの設計と組立と、そして受信とに熱中している。 彼は、庭のかたすみに、そのための小屋を持っている。その小屋の中に、彼の小工場があり、送受信所(そうじゅしんじょ)が

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 海野十三全集 第12巻 超人間X号
  • 三一書房
  • 1990(平成2)年8月15日