しょうねんたんていちょう
少年探偵長

冒頭文

怪事件の第一ページ まさか、その日、この大事件の第一ページであるとは春木(はるき)少年は知らなかった。あとからいろいろ思い出してみると、その日は、運命の大きな力が、春木清(はるききよし)をぐんぐんそこへひっぱりこんだとも思われる。 ふしぎな偶然(ぐうぜん)の出来事が、ふしぎにいくつも重なって起ったような感じだが、それもみんな、清少年の運命であったにちがいないのだ。 奇々怪

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 海野十三全集 第13巻 少年探偵長
  • 三一書房
  • 1992(平成4)年2月29日