あきこしへんぜんしゅう
晶子詩篇全集

冒頭文

美濃部民子夫人に献ず 自序 美濃部民子様 わたくしは今年の秋の初に、少しの暇を得ましたので、明治卅三年から最近までに作りました自分の詩の草稿を整理し、其中から四百廿壱篇を撰んで此の一冊にまとめました。かうしてまとめて置けば、他日わたくしの子どもたちが何かの底から見附け出し、母の生活の記録の断片として読んでくれるかも知れないくらゐに考へてゐましたのですが、幸

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 晶子詩篇全集
  • 実業之日本社
  • 1929(昭和4)年1月20日