じゅうにしこう 04 へびにかんするみんぞくとでんせつ
十二支考 04 蛇に関する民俗と伝説

冒頭文

『古今要覧稿』巻五三一に「およそ十二辰に生物を配当せしは王充の『論衡』に初めて見たれども、『淮南子(えなんじ)』に山中未(ひつじ)の日主人と称うるは羊なり、『荘子』に〈いまだかつて牧を為さず、而して牂(しょう)奥に生ず〉といえるを『釈文』に西南隅の未地(ひつじのち)といいしは羊を以て未(ひつじ)に配当せしもその由来古し」と論じた。果してその通りなら十二支に十二の動物を配る事戦国時既に支那に存したら

文字遣い

新字新仮名

初出

蛇に関する民俗と伝説「太陽 二三ノ一、二三ノ二、二三ノ六、二三ノ一四」博文館、1917(大正6)年1月、2月、6月、12月<br>(付)邪視について「民俗学 一ノ四」1929(昭和4)年10月<br>(付)邪視という語が早く用いられた一例「民俗学 三ノ四」1931(昭和6)年4月

底本

  • 十二支考(上)〔全2冊〕
  • 岩波文庫、岩波書店
  • 1994(平成6)年1月17日