イサク、父(ちち)アブラハムに語(かた)りて、父(ちち)よ、と曰(い)ふ。彼(かれ)、答(こた)へて、子(こ)よ、われ此(ここ)にあり、といひければ、 ——創世記二十二ノ七 義のために、わが子を犠牲にするという事は、人類がはじまって、すぐその直後に起った。信仰の祖といわれているアブラハムが、その信仰の義のために、わが子を殺そうとした事は、旧約の創世記に録されていて有名である。