かいちょうおん
海潮音

冒頭文

遙に満洲なる森鴎外氏に此の書を献ず 大寺の香の煙はほそくとも、空にのぼりて あまぐもとなる、あまぐもとなる。               獅子舞歌 海潮音 序 巻中収むる処の詩五十七章、詩家二十九人、伊太利亜(イタリア)に三人、英吉利(イギリス)に四人、独逸(ドイツ)に七人、プロヴァンスに一人、而(しか)して仏蘭西(フランス)には十四人の多

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 海潮音 上田敏訳詩集
  • 新潮文庫、新潮社
  • 1952(昭和27)年11月28日、1968(昭和43)年1月15日20刷改版