おにろく
鬼六

冒頭文

一 ある村(むら)の真(ま)ん中(なか)に、大きな川が流(なが)れていました。その川は大(たい)へん流(なが)れが強(つよ)くて速(はや)くて、昔(むかし)から代々(だいだい)、村(むら)の人が何度(なんど)橋(はし)をかけても、すぐ流(なが)されてしまいます。村(むら)の人たちも困(こま)りきって、都(みやこ)で名(な)だかい大工(だいく)の名人(めいじん)を呼(よ)んで来(き)て、こんど

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 日本の諸国物語
  • 講談社学術文庫、講談社
  • 1983(昭和58)年4月10日