おしょうさんとこぞう
和尚さんと小僧

冒頭文

一 大(たい)そうけちんぼな和尚(おしょう)さんがありました。何(なに)かよそからもらっても、いつでも自分(じぶん)一人(ひとり)でばかり食(た)べて、小僧(こぞう)には一つもくれませんでした。小僧(こぞう)はそれをくやしがって、いつかすきを見(み)つけて、和尚(おしょう)さんから、おいしいものを召(め)し上(あ)げてやろうと考(かんが)えていました。 ある日和尚(おしょう)さんは

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 日本の諸国物語
  • 講談社学術文庫、講談社
  • 1983(昭和58)年4月10日