さるかにかっせん
猿かに合戦

冒頭文

一 むかし、むかし、あるところに、猿(さる)とかにがありました。 ある日猿(さる)とかにはお天気(てんき)がいいので、連(つ)れだって遊(あそ)びに出ました。その途中(とちゅう)、山道(やまみち)で猿(さる)は柿(かき)の種(たね)を拾(ひろ)いました。またしばらく行(い)くと、川(かわ)のそばでかにはおむすびを拾(ひろ)いました。かには、 「こんないいものを拾(ひろ)った。

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 日本の神話と十大昔話
  • 講談社学術文庫、講談社
  • 1983(昭和58)年5月10日