西郷降盛が兵を率いて鹿児島を発したときの軍容は次の通りである。 第一大隊長 篠原 国幹(くにもと)第二大隊長 村田 新八第三大隊長 永山弥市郎第四大隊長 桐野 利秋第五大隊長 池上 四郎第六大隊長 別府 晋介 大隊長は凡(すべ)て、名にし負う猛将ぞろいである。殊に桐野利秋は中村半次郎と称して維新当時にも活躍した男である。各大隊は兵数ほぼ二千名位ずつであるから総軍一万二千である。各大