『しんしんやくげんじものがたり』あとがき
『新新訳源氏物語』あとがき

冒頭文

燦然(さんぜん)と千古(せんこ)に光る東洋文学の巨篇(きょへん)源氏物語の価値は今さら説く必要もない。 私は今を去る二十八年の昔、金尾文淵堂主の依頼によって、源氏物語を略述(りゃくじゅつ)した。新訳源氏物語がそれである。森林太郎(もりりんたろう)、上田敏(うえだびん)二博士の序文と、中沢弘光(なかざわひろみつ)画伯の絵が添っていた。その三先生に対して粗雑な解と訳文をした罪を爾来(じらい)

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 源氏物語下巻 日本文学全集2
  • 河出書房新社
  • 1965(昭和40)年7月3日